【 DRWCOPY.EXE に関して 】 DRWCOPY は、MICRO CADAM デ−タ管理バッチ・ユ−ティリティ−のフロントエンドプロセッサ−です。原作者は、 DRWCOPY に関するいかなる保証、技術的な援助、その他のサポートについても、原作者は行ないません。(注1) DRWCOPY の使用に関する責任は、すべて使用者が負うものとします。(注1) 当社のMICRO CADAMがヴァージョンアップしてDOSでの開発環境が無くなってしまったのでこのような表現になってしまいましたが、下記に E-mailをくだされば、できるだけサポートさせていただきます。ただし、このような事情ですのですべてのケ―スについて対処できるわけではないことをご理解ください。E-mail:kenji@shibata.nu【 処理の概要 】DRWCOPYは、MICRO CADAM デ−タ管理バッチ・ユ−ティリティ−を呼出して、指定した日付と時間以降に更新された図面デ−タを複写するプログラムです。まず DRWCOPY は、次の書式で DMNLIST を実行して、指定した複写元の図面リストファイルを作成します。 DMNLIST F=図面格納場所 ID=ユーザー-ID BY=GUD/GD/UD OPT=2 MSG=$dmnlist.tmp/D (F=、BY= と、ID= は DRWCOPY 起動時のパラメ−タと同じ)つぎに図面リストファイル( DMNLIST.TMP )から、図面名と図面の更新日時を読み込み、指定された日付・時間以降に更新された図面名をDMNCOPY実行用のパラメ−タ・ファイル($DMNnnnn.PRM − nnnn には4桁の整数が、0000 から順番に当てられていきます。)に書込みます。パラ−メ−タ・ファイルの書式は以下の通りです。 F=複写元図面格納場所 * T=複写先図面格納場所 * OPT=1/2/3(デフォルトは 2) * DRWCOPY 起動時のパラメ−タと同じ ID=ユーザーID * DM=スペ−ス置き換え文字(デフォルトは '@') * DW=図面名 1 * DW=図面名 2 * ・ DW=図面名 24パラメ−タ−・ファイルは複写される図面24枚ごとに作成され、そのつど DMNCOPYが実行され、図面ファイルが複写されます。これらの図面リストファイルとパラ−メ−タ・ファイルは作業終了時にすべて消去されますが、オプション・パラメ−タ−で、 STATUS=0 を指定すると消去されません。(パラメ−タ指定の例)DRWCOPY FROM=D:CAD TO=A:CAD ID=xxxx,xxxx DATE=94-4-1 OPT=3 BY=GD MSG=A:\BACKUP.LST【 使用上の注意 】このプログラムはDMNLISTの結果にフィルターをかけて、DMNCOPYに引き渡すだけです。実際の図面の複写はDMNCOPYが行います。複写先のドライブの容量が不足した場合などの動作はすべてDMNCOPYに依存します。コンソールにDMNCOPYのエラーメッセージが出ますが、出来るだけログファイルを残して確認するようにしてください。=================================================================================コマンド名 DRWCOPY=================================================================================機 能 指定したドライブ:グル−プ,ユーザーから、指定した日付、時間以降に更新 された図面ファイルを、指定したドライブ:グル−プ,ユーザーに複写する。================================================================================= (注)ドライブAからドライブBへの複写はできません。 FROM [F]=ドライブ名:グル−プ名,ユーザー名 -- 複写元の図面ファイル格納場所を指定 (BY=GUDの場合、グル−プ以下の指定不要、またBY=GDの場合、ユーザーの指定不要) TO [T]=ドライブ名:グル−プ名,ユーザー名 -- 複写先の図面ファイル格納場所を指定 (BY=GUDの場合、グル−プ以下の指定不要、またBY=GDの場合、ユーザーの指定不要) ID [I]=ユーザーID,パスワ−ド ------「ユーザーIDを使用しないモ−ド時」は指定不要 FDATE [FD]=年-月-日 -------- 基準となる日付を yy-mm-dd の形式で指定。 FDATEで指 定した日付以降に更新された図面が複写対象になる=================================================================================オプション・パラメ−タ================================================================================= PARM [P] = OSファイル名 ---------------------------- パラメ−タ・ファイルを指定 FTIME [FT]=時:分 ------------------ 基準となる時間(24時間制)を hh:mmの形式で 指定。FDATE で指定した日付の FTIMEで指定し た時間以降に更新された図面が複写対象になる (省略時:0時0分を設定) TDATE [TD]=年-月-日 ------------------ 基準となる日付を yy-mm-dd の形式で指定。 FDATE で指定した日付から TDATEで指定さ れた日付までに更新された図面が複写対象 になる TTIME [TT]=時:分 ---------------------- 基準となる時間(24時間制)を hh:mmの形 式で指定。TDATE で指定した日付のTTIMEで 指定した時間までに更新された図面が複写 対象になる (省略時:24時を設定) USER [UR]=ユーザーID ---------------- 指定したユーザーIDをもつ図面だけを複写する (省略時:全ユーザーIDが対象) BY [B]=GUD-- 全てのグル−プ、ユーザーが対象 * 複写単位を指定 =GD -- 指定したグル−プのすべてのユーザーが対象 *(省略時:BY=UDを設定) =UD -- 指定したグル−プ、ユーザーのみが対象 * OPT [OP]=1 -- 複写しない * 複写先に同一の図面ファイル =2 -- 複写先が書込み禁止(R/O)またはパス * が存在した場合の処理を指定 ワ−ド付き(P/W)であれば複写しない *(省略時:OPT=1を設定) =3 -- 全て複写する MSG [M]= OSファイル名 ---- 画面とファイルに出力 *** メッセ−ジの出力先を指定 (省略時:画面出力のみ) STATUS [S]=0 -- 作業ファイルを消去しない * DMNLISTで作成される図面リスト =1 -- 作業ファイルを消去する * とDMNCOPY実行用のパラメ−タ− ファイルの作業終了後の扱い (省略時:STATUS=1を設定) WORK [W]=ドライブ名 ------------------------------ 作業ディスクを指定 (省略時:カレントドライブ) DM=スペ−ス置き換え文字(半角1字) * DMNCOPY に引き渡すパラメ−タで、デフォルトは '@'である。 PN,FN に '@'を使用 * * している場合は、別の文字をパラメ−タとして指定しなければならない。 * * スペ−ス置き換え文字に指定できる文字は、ファイル名に使用できる半角文字(A〜Z * * 0 〜 9 $ & # @ ! % ( ) - { } ^  ̄'_カナ )のみである。 *